妹に教わった、美容の話
突然だが、美容の話をしよう。
わたしたち30代夫婦、最近肌がきれいになりたいお年頃(遅い)
じゃあなにをしよう?と思ったとき、世の中には情報溢れすぎている。美容系の情報発信をしている人も多いし、広告の数もものすごく多い。一見、ロジカルな発信をしている人も、ふと我に返ると「こ…こいつ…買わせるのがうまいな…」と思ってしまい、何を使ったらいいのやら。

値段が高ければ高いほどいい?ドクターズコスメで刺激を与えて肌を生まれ変わらせる?いや刺激は極力与えないほうがいい?…何が正しいかわからない。
最近は夫も興味を持ち出した。スキンケアは化粧水と乳液をジャバッと使うくらいの夫だが、ダーマペンに興味があるといっている…日焼け止めも塗ってない人がいきなりダーマペンはちょっと飛躍しすぎだよね…
このままでは情報に踊らされ続け、搾取し続けられる人生だ…
そこでお招きしたのが、
救世主「妹」
わたしの妹はかなりの美容好き、だった。昔から顔に色々塗っていたし、私が知らないような高い化粧品も使っていた。ピーク時は美容雑誌4冊を毎月買っていたらしい。
そのかいあってか、妹は肌がとってもきれい。でも、近年はそこまで美容熱がないようで「無印とかドラッグストアのやっすい大容量のやつ使ってる」というのだった。それでその肌なのは、なぜ?と思い、食卓に妹をお呼びしてインタビューしてみました。
すると私と妹に大きな違いがあることがわかったのだ…
🎤化粧を落とさずに寝落ちてしまったとき、どう思いますか?
私「わ〜やっちゃった。よく洗お〜。」
妹「(めっっったにないけど)最悪。めっちゃくちゃ落ち込む。」
🎤サンサンの太陽を浴びた日はどうしますか?
私「日焼け止め効いたかな〜?」
妹「今日は日にあたったからビタミンC系使おう」
🎤頭凝るな〜と思ったら?
「夜、お風呂でカッサでマッサージしよう〜」
「(すぐに)ちょっとカッサとってくる」
つまり、少しの知識と「意識」が私とはまっったく違うのだ。
もちろん、若いうちに高いものを使ったからきれいなのだ、ということもある。でも、それを差し引いても、ここ数年安いラインナップでキープできているのはすごいことだ。

持ち手付きでとても使いやすい
圧倒的な意識の差を見せつけられ、スキンケアの基礎を今一度お伺いすることに。
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クレンジング・洗顔の後、
①拭き取り化粧水か導入液かなにか
②化粧水
③使いたければ飛び道具(美容液やパック)
④乳液
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この4つの流れを基本として、季節ごと・肌悩みごとに必要に応じて入れ替える。
1つ1つは安物でも肌にあうものを選べば良いとのこと。
そして一番大切なのは無思考でやらない。
肌の状態を観察したり、乾燥してる?脂性肌より?と考えながらスキンケアする。
そうだよね、スキンケアって治療じゃなくてケアだもんね。
病気だって、どんなに治療を頑張っても、その後の生活習慣が変わらなかったら、また同じ病気になる。
我々に足りないのは、ケアの心だった。
とりあえず、ドクターズコスメだのダーマペンだの言わずに、日々のケアを大切にすることにしてみた。話はそれからだ。

最近暑いからベタつくなぁ〜と思っていた乳液をジェルに変えてみたり、大容量パックを使ってみたりしている。まだ数日しか経っていないけど、あきらかに使用感が気持ち良いし、何より「ケアしている」という感覚が自尊心を向上させる。「良いことしている〜〜〜」という感覚。
1週間でツルッツルのお肌に!とは絶対ならないのがケア。でも、毎日向き合っているということが自信になって、明るい顔になれたらいいなと思う。
おまけ
